神が予定された通りの人物

ファンジンス教授

あなたは運命を信じますか？夢がしっかりある人はその夢が実現することができる方向に、今日を生きていくものであり、将来のビジョンが不確実な人は、現在の多くの状況の中で右往左往する態度を持たざるをえません。問題は、将来何をするのか、何になるのかに対する答えを見つけるのが難しいということです。

「み旨の予定は絶対的であるが、み旨成就に対する予定は相対的です。'神の95パーセント責任分担と人間の5パーセント責任分担が合わされればみ旨が行うことができる。」原理講論予定論に出てきたとおりみ旨とみ旨成就に対する予定の教えを私たちはよく知っています。神がなされようされると創造目的実現のみ旨は絶対です。み旨の予定が絶対という言葉は、どのくらい時間がかかるかの問題で、最終的には、そのみ旨が行われることを意味するものです。このように見ると、私たち人類の究極の未来は決定されているとも言えます。ただし、人間の責任分担を遂行するかどうかに応じて、どのくらいの時間がかかるれるしれないが、神の意志、すなわち創造理想世界の夢は必ず実現されます。

私は「神が予定された通りの人物」という表現に深く惹かれました。摂理というものが私たちの生活を通して進むと見たとき、私たち一人一人は皆、神の摂理の大小部分を引き受けた使命をなすことができます。 「神は、ある人物をある使命者に予定される。」そして「その人物が自分の責任分担を果たさなければ、神が予定された通りの人物になることがない。」私はこの言葉を繰り返し読んでみると、「神がある人物をある使命者に予定される。」という言葉が私たちのすべてに適用することができると考えました。

私たちは、神からの特別な個性と素質、能力を付与しました。必ず何らかのみ旨を「使命」という名前に込め、私たちにくださったのです。それは神の95パーセントの責任分担です。残りは私たちのそれぞれの5パーセント責任分担です。二つ合わせて100パーセントになるとき、私たちは初めて「神が予定された通りの人物」になることになります。

カギは「神が予定された通りの人物」がどのような姿なのかを、どのような使命を具体的に達成しなければならか、私たちは決して多くのことを知ることができないという事実です。神の意志は深く奧妙です。神が私たちに予定されたことは、私たちの今現在の姿ではない可能性があります。私たちの生活の中でその予定されたものを達成するための長い旅である。ところが、その目的地を私たちは、正確に知ることができません。

神が私たち一人一人に希望して予定されるその姿、その使命が何なのかを知らないので、私たちは決して現実に安住してはならないし、また、ただ「なるようになれ」というふうに生きてもいけません。未来を準備することなく、現在の時間を無駄にする人は決して神が予定された通りの人物になることがないからです。また、神が意味されたものだ知ることができない状況で、現在の姿に安住することは、一種の傲慢ともみることができます。最善の道は、常に精神的に取り除き、開いている心で神に祈りつつ、神から与えられた才能を最大限に活用してみ旨の前に貢献することができるように毎日を挑戦することです。

私は確信しています。今日、この席に座っている一人一人は、決して偶然ここまで来られたのではない。 「神が予定された通りの人物」がここに座っておられます。それぞれの5パーセントの責任を尽くして、ここまで来られたのです。しかし、ここでは終わりではありません。新たなスタートです。現在の姿は神が予定の終わりではないからです。神の95パーセントの予定はすでにあなたの中で育っています。

是非この美しい鮮鶴UP大学院大学のキャンパスで、神と一問一答し、自分に与えられたみ旨を悟って、絶えず5パーセントの責任を果たすために努力する皆さんの姿となることを切に願っています。そのためには申し上げたとおり、あなたのアイデンティティと使命をより深く知るために絶えず祈りなさい。丁寧にしなさい。学業に深く没頭してください。そして愛を実践してください。そうすれば、学校にいるこの時間が「神が予定された通りの人物」を発見する貴重な時間になります。